ケルビムと白蛇と山羊の日記

主に自転車関連の事をつらつら書いています #ロードバイク #ケルビム #オルベア #カンパニョーロ

神戸ポタリング日記 そのに

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三ノ宮駅近くのホテルに向かう途中には『旧居留地』があります。

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大正初期から昭和初期にかけて建てられたレトロな重厚感のある近代建造物
北野異人館とは違うアメリカンルネッサンス風の石造りです。

今回はお買い物旅行ではないので、眺めるだけでしたが、ここをスーツで闊歩すると仕事が出来そうな人に見えるのかもしれません(笑)


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チェックインした後は夜神戸を楽しみましょう
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同じルートで旧居留地南京町メリケンパークを辿ります

神戸の良いところはほぼ東西ルートだけなので、超絶方向音痴の私でも、一回走れば何とかなるってとこでしょうか…


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ライトアップされた風景もまた昼間とは違う魅力があって、時を忘れて港に佇むのでした

 


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その代償として夜飯難民になりかけたという( ゚д゚)
そういえばまだ正月であった…

目当ての洋食屋はお休みで、カフェに駆け込みなんとかね
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明日はプチヒルクライムの予定です

早よ寝なければ

神戸ポタリング日記 そのいち

何年かぶりに正月休みが取れたので、出かけてきました

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行先は神戸
私の死ぬまでにやりたい事のうちのひとつ
47都道府県すべてを自転車で走るというイベントの一環としてで今回は兵庫県です
以前、震災前に社内研修で行った事はあるのですが、ソロで走るのは初めてです

 

新幹線+在来線で三宮駅まで向かい、自転車を組み立て
神戸は見所が固まっている観光地なので、雑踏でも動きやすいミニベロ バナード号を選択


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到着時点で既に昼どきだったので、そのまま中華街『南京町』に直行します

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相変わらずの混雑ぶりでしたが、それほど待たずに屋台飯
小籠包と肉ラーメンを食し、港に向かいます
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漁港でもない工業港でもないハーバーという呼び名が似合うクッソおしゃれな港…


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コレだよ!私の求めていたものは+(0゚・∀・) + ワクテカ +


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ポートタワーもクルーズ船も観覧車も
ただの道、いやマンホールの蓋さえ何某かの意匠を施され婦女子ぶっ刺さり地域を散策するおじさんひとり
なかなか良いではないか…


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夜は光るらしいので、一旦切り上げてホテルに向かいます

RERIC、それは惜しいメーカー (゚д゚*)

あくまでも私にとって、である

 

造り手も人間である以上、製品に思想が反映されるのは当然で、それすらない、つまり理念がないメーカーは良い物を出したとしても、それは偶々で長続きはしない。

そして使い手に趣向がある限り、誰もが褒め称えるメーカーというのはこの世に存在しないのは当たり前である

 

そんなわけで、私はよくプライベートで「どれが一番良いんですか?」的な質問をされるのだが「◯◯の製品が一番」だの「コレさえ買っておけば間違いない」みたいな回答はしない。

いい歳をして、そんな事もわかっていない人を満足させる魔法の言葉などないのである。

理解したければ金と時間を使って経験を積めだから『損をしたくない』という気持ちが前面に出過ぎている人の相談には乗れないのね

 

さて…本題

先日、普段着用にレリックのウォーム ロングパンツを買ってみました。

カンパのトラックジャージに合わせたかったんだよね

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https://reric.jp/fs/reric/run/2182304

ストレッチが効いたシロクマの毛並みを参考にした裏起毛地を備える冬用ソフトシェルパンツです

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裾はファスナー開き
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最近は断捨離という似合わないことをやっているので、万超えの買い物はほとんどしていず、喜びいさんでウチに帰り履いてみると…

「アレ?オレはタイツを買ったのか?」

そのゆとりがまったくなく、身体にぴったりフィットしたシルエットはパンツというよりタイツです(´・ω・`)

 

そして…

モンベルやファイントラックのパンツのように、いやそれ以上に股下丈が短い…

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通販サイトなどに出回っている画像ではこんな感じでパンツらしさを醸し出しておりますが、体型差はあるにせよかけ離れ過ぎています。

ましてや、私はアウトドアのインポートメーカーならショートサイズ(概ね76cm)が丁度いいぐらいで特に足が長いというわけではありません。

ラン用なので、擦るほどの長さは求めておりませんが、結局ワンサイズ上の物に交換してもらいました

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(それでもコレぐらい)

コンセプト、素材、価格、そしてサイジングもウエスト、ヒップ、太腿に至るまでは完璧なのに、膝から下の都合でワンサイズアップせねばならない理不尽さ(´・ω・`)

なんとなく、マーケットインとプロダクトアウトのバランスが悪いんじゃないかと感じるのは私の中の惜しいメーカーに共通するもの

 

他に家にあるレリック製品にはグローブも持っていますが、サイズの問題と、手首を留めるベルクロが弱すぎて一年使っただけで放置してます

コレも手のひら側のグリップよい革に程よい裏起毛を備えたグローブだったんですけどね

 

良いところあるんだよ!

でも詰めが甘いんだよ!

RERIC 

( ゚д゚)

 

 

ブルックス プルーファイド

先日、カトーサイクルでブルックスプルーファイド(保革油)を買ってみた

 

それまではオイルレザー用のダビン シューグリースなるものが、ウチに余っていたのでそれを使っていたのだが、ちょっと専用品を使ってみたくなったのだ

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シルバーにブロンズのお洒落な缶を開けてみると、乳白色のペースト

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成分は蜂蜜蝋、パラフィン、菜種油、向日葵油、再利用動物油、芳香油

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もちろんメイド イン イングランド

 

指でとってサドルに塗るとスーッと伸びる

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円を描くように塗って一晩放置

次の日に磨きをかけます

 

こちらは前々日にケアしたチームプロのマルーン

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外での写真だと違いがまったくわからんね…( ゚д゚)

 

実際には艶々というより、しっとりした光沢が出ています。

実用面ではなんも変わりはありませんが、まあ、気分は良くなりますね…ハイ(*・∀・)

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↑塗ったあと

↓磨いたあと

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こっちのがわかりやすいかもしれん

 

てわけで今まで適当な油を塗っててスイマセンでしたというお話し

リムブレーキ仕様かディスク仕様か

今更感はあるが、近年のロードバイクの流れはディスクブレーキ専用仕様とEバイクに向かっている

 

そのディスクブレーキ仕様に関してだが
特にアメリカ系メーカーはその傾向が強く、中には「今後リムブレーキ仕様のフレームは開発しません」
と、アナウンスしているメーカーもある。


世界のシマノも完全にそちらの開発に舵を切っているし、スラムは元々そちら系だ
カンパニョーロですらディスク界の大手であるマグラと組んでコンポを出した

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しかし、ここはガラパゴスジャパン
永らく続いたリムブレーキ仕様で事足りているとかで、受け入れられない人も結構いるだろうね

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その受け入れられない人の中には
『回ってる円盤を止めるのに中心付近を挟むよりも外周部を挟む方がより力を入れないで止められる』なんて一見正しいのだが、その実馬鹿解釈もちらほらある中での私の考え方は

『ディスクブレーキ仕様は大小二枚の円盤が重なっている状態であり、一枚の円盤の中心部を止めているわけではない』

である。

 

そうすると小さい円盤(ディスクローター)を止めるのと大きな円盤(車輪のリム)を止めるのはどちらが楽かという話しになる
当然小さい円盤だよね?

 

ローター径は大きな方が止まる
しかし、際限なく大きくするわけにはいかない
妥協点を探った結果140〜160になったのかと推測

 

更に個人的なメリットを挙げれば、私のロードバイクはワイヤーの取り回しを優先させた結果左前である
テニスという身体の利き手側が発達するスポーツをやっていたせいで右と左の握力差があるにも関わらず、そうしている。

非利き手側で握るには、ワイヤー引きリムブレーキキャリパーよりもパスカルの原理を応用した油圧式ディスクシステムのがあらゆる場面で断然楽なのである。

 

ロードでリムブレーキ仕様、シクロでディスクブレーキ仕様をそれぞれ使い分けた結果
ブレーキコントロールも止まる能力もディスクブレーキ仕様のが上であった。

 

が、しかし
私がずっと欲しくてオーダーしようとしているフレームはリムブレーキ仕様のフレームであり、ビルダーはディスク仕様に対して懐疑的である。自分の手持ちのパーツ類をそのまま流用できるのも大きなメリットだ

 

ディスク仕様そのもののメリットと、現状のリムブレーキ仕様を移行できるメリット…
どちらを取るか…(´・ω・`)

 

死ぬまでにフォーカス マレス号の買い替えタイミングが来たら、ディスク仕様も購入してしまうのだろうが、次をどうするか…

 

まあ、こうやって悩んでいるうちが楽しいのだけれどね

やっぱり革は良いですわー

 

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お買い物兼近所用のバナード号にはエルゴンGP1のコルク使ってます

 

で、ある日

 

もう何年もこのままやし、少し劣化してきたかなー?

買い換えるなら次はGP1のブルックスコラボかスレンダーグリップかなー

サドルはチームプロのマルーンだけどブルックスコラボはマルーンがないのかー

仕方ないからハニーにするか?

しかも通常版より3倍以上の価格か…

スレンダーグリップは確かマルーンはあるな…

でもエルゴンの握り心地は捨てがたい

おっ、セライタリアのもいいな

でも、138mmかー ちょっと長いな

セオドールのアンティークレッドも合いそうだけど、コレも138mmしかないのね

 

と思いながらアマゾンを見てみたら

 

なんと、私が使っているブルックス チームプロ マルーンと同色のスレンダーグリップがひとつだけ激安価格で売っているではないか!( ゚д゚)

(またこのパターン)

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5分熟考したのち、押しました

 

ハイ(*・∀・)っ コレです

紙箱入り

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スレンダーの名の通り細いです

芯材は薄いアルミの筒

そこにラケットのグリップテープの如く革が巻いてあります。

 

サドルのマルーンは渋く濃い赤茶でしたが、グリップは明るく濃い赤茶です。

サドルとは革の厚さ他が違うので、色味が変わるのは仕方ないでしょう

サドルのマルーンから『私だって若いときはキレイでモテた』と聴こえてきましたが

 

片側だけバックミラーを取り付ける都合でエンドキャップを外します。
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さて、いつ取り付けようか?

冬になってグローブをつけるようになったら細い方が良くなるから、それからにしよう

 

………  ………

 

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で、自転車屋に出かけたある日の事

 

ショーウィンドウの中から私を呼ぶ声がします

(都合のいい幻聴)

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あー…

前に買いそうになったブルックスのチームプロ

2009年に行われた何かの限定モデルじゃないか

 

その時は、いやいや買わないよ贅沢は敵ですわよ

と、帰ったのでありますが…

 

次に行ったとき、たまたま店長に「あのサドル、結構長いことあるけど、幾らなんですか?」みたいに訊いてみたら

「幾らだったら買いますか?」

と、まさかの逆質問(;゜∀゜)

 

ここで妙な駆け引き云々を仕掛けたり、一方的な我儘金額を言ったりすれば話は終わります

(昔嫌な思いをしたので、僕はそういった人には定価を示します)

 

そこで相場?と遠からず近からずなおかつ定価よりは安いという金額を出してみます。 

「じゃあ税込でそれでいいですよ」

 

棚卸し近いからね…

 

いや、本心は

店長キター(゚∀゚ 三 ゚∀゚)

って、こんな感じです

 

で、買いました

ブルックス チームプロ 2009ECMC 限定品

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左の筒も、もらえました

確か数量限定製産だった筈ですが、いかんせん古い在庫で、何がどうなったかシリアル番号は一致しておりません

 

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しばらく眺めているうちに

えっ?…このECMCのマークが刻印されているのって、ブルーしか作ってないの?

 

検索してみます

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こんな画像が出てきました

確かに青赤白の三色…

 

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手前のサドルは青に見えますが、私が選んだのは奥のグリーンっぽい色

 

まさか、青が経年劣化で色落ちしたのか

(`・д´・;)…ゴクリ

 

でも、革は艶々のしっとり手触りで、色落ちや色焼けをしたような革の状態ではありません

…とにかく、現時点ではグリーンはなかった事になっています。

裏から見ると染料は紺色っぽいです

表から見ると…

 

よくわからなくなってきました

 

 

まあ、それでも自分の自転車にはこっちの色が合うから一ミリの後悔もないけどね+(0゚・∀・ + + 

 

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懸念されるのは、マルーンのグリップを買ったばかりなのに、これでまあグリーンのグリップを買ってしまいそうな事かねー

(´д`)…

 

 

 

 

 

ヘルメット新調しました

最近は何かを買ったという日記ばかりで、それはどうかと思わないでもないのですが

実際、わざわざ通勤(10キロ〜35キロ)の様子を日記に書くのもアレなので今回も物欲日記です

 

 

今使っているLASのヴィクトリーが古くなってきたので、ヘルメットを購入しに自転車屋へ向かいます(*・∀・)

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ヴィクトリーはこんなです

今時の丸めの帽体とは違うシャープなルックスが気に入っており、まだ売っているのならリピートも考えるのですが、残念ながら廃番品となりました。

 

で、今回は着用者多しながら存在が褪せていないKASKのMOJITOか、SH+のシャブリあたりかねー

と、考えていました。

 

店頭で双方を試着をして、差は僅かながらモヒートのきっちり感と調整のし易さが気に入ったのでこれにする事にしました+(0゚・∀・) +

ちなみに、正面から見てヘルメットのトップが▼のシルエットは良いのですが、▲のシルエット(レーザーのジェネシスとか)は死ぬほど似合いません

 

店頭には欲しい色がなかったので、注文することにしたのですが

これまでは白ベースのものばかりだったので、たまには違う色をと思い青空と同化するようなスカイブルーに

小顔なのでサイズはM

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で、在庫を確認してもらったら

「◯◯さん、どっちのスカイブルーが良いですか?」

ん?2種類あるのかと画面を見せてもらったところ、通常バージョンと限定バージョンがあるとのこと

 

差額は2000円

んー…特に限定っていってもなー…(毎年あるらしいです)

今年は去年に引き続きイタリアで開催されるグランフォンド、『マラトナ ドレス ドロテミス』を記念したモデル

一旦は「通常で」と言いながらも揺れる想い(´д`)

 

去年のソレはカッコよかった…

あと、残り7個…

+2000円はカラフルプリント代…

(シールじゃないです)

 

その葛藤を察知したか、「あっ、悩んでますね(笑)」と発注の手を止める◯◯◯さん

 

KASK MOJITOは普通のをかぶってもキノコヘッドにはならないし、シルエットもカッコいい

 

そこにカラフルプリントなんて、イケメンしか似合わんじゃないか!

だって、このスカイブルーとホワイトの組み合わせ自体がもう爽やかイケメンですよ!

(クソが)

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「限定版で!」

はい、決まりました

で、入荷したので引き取りに

 

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箱までカッコいいとは何事だ!

私に娘がいて、こんな彼氏を連れてきたら嫉妬で夜も眠れないであろう

(寝ますが)

 

ここ数年、お世話になったヘルメットと記念撮影

 

軽くて気に入っていたメットのインフェルノ→イタリア製だったのに、次に買おうとしたらチャイナメイドになっていてストラップや内部のパッドが安っぽくなったので終了

ラスのヴィクトリー→これからは通勤用として、余生を過ごします

 

新しいヘルメットは何故か頭の中身まで更新された気分になりますなヽ(´▽`)

(当たり前だが賢くなったわけではない)

 

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