先日 カトーサイクルでおこなわれていたビクシスの試乗会の次の日に出かけてきました。
ビクシスはデ ローザでスチール、チタンフレームを製作していたドリアーノ デ ローザが興したブランドです
当日は仕事だったし、諦めていたのですが、他の注文のついでに乗車感を訊いてみたところ
「まだ試乗車残してますよ」と
これは乗りたいでしょう( ゚д゚)
その第一号機 プリマ
そして、チタンフレームのパトスが用意されておりました。
で…できればこの機会にパトスに乗ってみたかったのですが、試乗車のサイズが大きく断念
まあ、財布のサイズも大きくならなければならないので、買えるのか?と訊かれるとそれはどうかという事なんですがが(´д`)
で、プリマ
実はこれもワンサイズ大きかったのですが、せっかくなので乗ってみることに
ホイールはカンパニョーロ カムシン
コンポはヴェローチェ
タイヤはミシュランのリチオン
(ペダルはフラペ)
このフレームを買った人がこの組み合わせで乗るのか甚だ疑問ですが、それはともかく跨いで発進
サイズが合っていないので、あくまで参考程度です
足らない部分は想像力で補った(*・∀・)っ
まず、シートは下げればなんとかなるとしても、トップチューブの長さ故、上半身の力は半減してます
引き押しは出来ないので、脚に伝わる感覚だけを感じて走っていきました。
ケルビム号に比べて踏み込みの後の戻りは少しだけ早く、そのタイミングは『クロモリ特有の…』とかで称されるような感じはない。
かといって、レーシーな感覚があるのかと言われれば皆無で、そのかわり気持ちいいのかと言われるとそうでもない
そう、『ふつう』
という表現がピッタリな
何がふつうやねん?!ていう形容しがたい感覚…
金属系に限っても
初めてケルビムに乗ったときウィップ感と推進力への変換を感じた
初めてミューラーに乗ったときBB30の固定感、パワーロスを抑え込む感覚を感じた
初めてテスタッチに乗ったとき振動をいなしながらスムーズに路面を捉える気持ち良さを感じた
初めてパナチタンに乗ったときしなり戻りをスチールよりも感じた
初めてフォーカスに乗ったとき回せば回すだけ返ってくる走行感を感じた
初めてピナレロのパリを乗ったときDI2のワイヤーとは違うスイッチ感覚とカーボンならではの振動吸収性を感じた
自分の乏しい経験でもそれぞれ違う感覚があったのですが、今回は何もない
じゃあ、サイズが合えば違和感なく本当の自分にとっての普通の感覚で乗れるのか?
うーむ…
もしかしたら自分が鈍っているのかもしれない
距離を乗れば違う感覚が掴めるのかもしれない
しかし、イタリアンBBのデメリットを覆して購入するだけの理由は見当たらなかった
(ただ、フォークは良かったですよ)
これで、次期候補がまたひとつ消えて絞れてきましたね
続く