ケルビムと白蛇と山羊の日記

主に自転車関連の事をつらつら書いています #ロードバイク #ケルビム #オルベア #カンパニョーロ

テキトー仕事

私は滅多な事では、店に対して怒らないし、過度な要求もしない。


で…

この間、部屋の掃除をしていたら、こんな物が出てきて思い出したんだが…

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この黒い針金はホイールの部品

シャマル ウルトラのスポーク

2013年に自動車に巻き込み事故をくらって、修理したときの残骸である。

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二、三枚目の写真を見て捻じ曲がっているのがわかるだろうか?


そう

スポークが1本ダメになってしまったので、修理に出した時に、信じられない事にその店員は『ペンチで無理やりに』元に戻そうとしたらしい。


疲労限界のない、アルミで出来たスポークをである。

疲労限界がないという事は金属疲労が蓄積されるという事です)


そして、組み上げて渡そうとしてきた。

当然、無理やりの施工なのでフレも大幅に出ていて、到底納得のいく仕上がりではない。


私は新品スポークへの交換と作業のやり直しを依頼

当然、そのぶんの料金は支払うことを約束し、その店員には触らせず、信頼している店員に作業させる事を要求した。


件の店員の口癖は

『全然大丈夫っすよー!』

だった。


どうやら

『ちっちゃい事は気にしなーい』

とか言いたいらしい。

 


しばらくして彼が解雇された後に聞いた話では


『作業用ポールに固定する際に雑に力を入れてカーボンフレームにヒビを入れた』

『エンドを無理やり曲げて直そうとして折った』

『規定トルクで締めず、ネジを破断させた』


などなど、ロクなもんじゃなかったね

地域2番手を自負する店であっても、信頼できる店員と、そうでない店員がいるという事。

 

 

なお、私が信頼する店員に依頼をして、その手で仕上げてきたものはひじょうに満足のいくものであったことは明記しておきます。

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岩国〜厳島神社へ

先日の連休、しまなみ海道に行く事にしました

 

そこで、せっかくそこまで行くのなら
という事で少し先まで足を伸ばそうと
岩国までをルートに入れて予定を組む事に

 

尾道下車~しまなみ海道今治~松山
フェリーで柳井~岩国~宮島~広島駅

よっしゃ、完璧や!( ゚д゚)

…しかし、そんな目論見もひとつの気まぐれで全部白紙になるものです。


後の天気を顧みればこれが功を奏したのですが

私は尾道で下車しませんでした。

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理由は特にありません。
何故だかそうしたほうが良いとの判断デス

そのまま2時間以上も列車の中
正直、こんなに掛かるならそのまま新幹線に乗ってりゃ良かったんじゃん。

岩国下車です。

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駅前にはレトロでかわいい外装のバス


駅を抜け、まずは『白蛇神社』
国の天然記念物、岩国の白蛇を見学するところからスタート

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アルビノ種なんですが、突然変異なので遺伝的に定着するのは珍しい事なんですね。
神秘的かつ可愛い白蛇を大切にしている岩国の人に感謝です。
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岩国神社でお詣りの後は、錦帯橋へ向かいます。
お腹も空いてきたけど、まずは橋を渡らないと

 

しかし、奈良井大橋とは違い、錦帯橋は自転車『持って』渡ってはいけないのだそうです。

まあ、あの人出だし?
しかし、大量の観光客に溢れた場所に駐輪する気は起きませんでした。
結局、写真を撮って終了です。


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ついでに岩国寿司も売り切れ続出で食べられず

時間も押してきているので、宮島さんに向けて出発します。

 

ご飯はその途中のイタリアンレストランで摂りました

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この地方の名物とはまったく関係ないっすね( ゚д゚)
(最終的にお好み焼きも食べておりません)

 

轍が出来た荒れた路面を走ります
たった20数キロなのに結構、疲れましたf:id:cheru-215shamal:20181014010558j:image

宮島口に到着後
フェリーで厳島神社に向かいます


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JRの窓口のお姉さんは親切でした
後の瀬戸内汽船の窓口とは違いましたね

新しいフレームを注文するにあたって

ケルビムに乗り続けるのを躊躇するようになったのは、ある夏の日の事

これまで何の問題もなく(フレーム関係ないけどパンクすらせずに)乗ってこられたケルビム ピューマ

 

その原因となったのは、塩尻峠からの下り
突然、なんの前触れもなく、フロント側に振動が襲ってきた。

 

ホイール、フロントフォーク、ハンドルから駆動系すべてに激しいバイブレーションが襲われ完全にバイクコントロール不能状態に陥ってしまい、すぐ後ろから自動車も迫ってくる状況


たまたま運良く、道路脇にエスケープゾーンがあったのでそこに逃れて回避することが出来たが、もし、それがなかったら死んでいたかもしれない

そこからは、ケルビムに乗って時速60キロを越えるスピードで走ることは出来なくなってしまった。
『別に出す必要ないじゃん…』
と、思うでしょ?


でも、ただくだるだけで何もしなくても、それに近いスピードが出る道もあるんだよね

そこでずっと緩くブレーキをかけながら、くだれば…かえってコントロールが難しいですよ。

無駄に疲れるし

 

私に起こったその現象は『共鳴振動』というもので、相当自転車に詳しい人でも解決策はないらしい。
プロとして走ってきた経験のある方複数人に言わせても
『買い換える他に道はない』
だそうだ。

 

ちなみに半端に詳しい人いわく
『ホイールバランスが』うんたらとかあったが、私のバイクのホイールバランスは崩れていないので、当てはまらない。

 

フロントフォークを交換したらどうか?
ホイールを別の物にしたらどうか?
体重の掛け方はどうか?
実験するには財布の中身を出し
かつ命をかけても、そこまでしても答えが出るかどうか…

どうやら、安全かつ快適な運転をするには買い換えるしかないようだ。

 

という事で、探し始めて

(チネリやらビアンキやらの話しは用途が違うのでまた別)

今の使い方で乗りやすいと感じているのなら1台はそのジオメトリーを活かそうと思う。

そうなるとテスタッチ ヤマトコージー改である

 

TOYOフレームでは一律一色はフレーム価格に入れられており、追加するなら一色あたり25000円
カッティングシートだと一色10000円に追加するなら一色あたり3000円

これは高いが、逆に考えるとデザインの制約はないという事でもある。


最初に考えたカッティングシートのドット柄
次に考えたクラッシックな胴抜きデザイン
では、何となく物足りない

最近のアメリカのフレームビルダーがよく提唱する画像1の配色バランスや、図案を始め、悩ましいところである。

 

カラーオーダー出来てこそのスチールバイクオーダーなので、デザインはずっと考え中のままで止まっている

 

さて、新しいフレームを手に入れるのはいつの日か…(´・ω・`)

今更ながらのバイク紹介 2

兼、覚え書き

 

③CHERUBIM  PIUMA号

 

2009年オーダー

一年だけ存在したウルトラシフトのアテナで組んで、後にフォーカスシマニョーロ化に伴いエルゴパワーのみコーラスにグレードアップ

 

元々はテスタッチを購入しようと思い、店に行ったところ、私の希望する胴抜きデザインでは受け付けられない事が発覚し、オーダーフレームの道へ

しかし、最初から考えていなかっただけあって詰めが甘く、パイプをカイセイ8630で製作してほしかったのに4130Rで作られてしまった。

(ビルダーからパイプについて提案はなかった)

おそらく、ダウンチューブとチェーンステーのパイプを膨らませたので、8630だと剛性過多になるという考えなのだろうが、それをいうなら昨今のレース志向カーボンバイクはもとより少し前の金属メガチューブですら全滅である。

行き着いた先のオーダーなのか?

叩き台とする為のオーダーなのか?

何をしたくて、どんな傾向が好みなのか

購入したショップも単なる中間代理店のような感じでアテにならず、もう少し、こちらからアプローチをする必要があったね…

(なお、この自転車を購入して以降は色々とアドバイスをいただけている)

フォークオフセットが50、ヘッド角71

ここからはじき出されるトレールは62.5と許容範囲内

重心は高めのハンガー下り65…

 

と、オーダーが形になるまでは、もどかしく感じる部分もあったのだが、仕上がってきた物に関しては『これはこれで良い』という評価である。

ケルビム側としてはレーサーで売りたかったとは思うが、MCMのジオメトリーを拝借したのも関係したのか得意なのは、一定の速度で延々と走るグランフォンド的な使い方で、私には合っている。

ホイールをフルクラム レーシング3からシャマル ウルトラに交換した際にも、フレームの主張が強過ぎない為、それぞれの違いがわかって楽しめた。

 

チューブレスタイヤを導入して、更に乗り心地が良くなったものの、今は時速60キロを超えると共鳴振動現象が発生するのが悩みどころ

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結局カイセイ8630の粘りが気に入っていたので、TOYOに元テスタッチだったフレームを発注することになったが、それもあってこれをこのまま乗れるような形にしておくのか考え中

 

④BANNARD SUNNY号

 

国内代理店は東京のライトサイクルというショップ

それまでお買い物用に使っていたシュウインのステイングレイをハブの劣化で処分した関係で、新しい小径車が欲しいと思いオーダー

 

小径車には詳しくなくこれも手探り状態であったが、どうせならあんまり他人とかぶらない物がいいと思って取り掛かかることに

406規格より走るだろうと考えて451規格に絞って選び、最終的にはタイレルCXか同じメーカーのストリームラインがカッコいいテンションRとで迷ったが、よりスポーツ車っぽくないものを選んでみた。

 

フレームはロード規格だったので、シマノカプレオハブは加工してエンド135から130に

ダイナモハブはブロンプトン用だと知らずに購入してしまった物があったので、amazonでそれ用のスペーサー的なものを追加

何故カプレオなのかというと、巷で言われる9Tのギアとチェーンリングをシングルでガード付きの物が欲しかったからだ。

 

完成当初はノースローバーを着けてクラッシックな出来栄えだったのだが、しばらく使ってみて

その結果、どうやら自分には合っていない事が判明したのでニットーのストレートバーに換装

こっちのが安定が良く、走る止まる曲がるといった自転車本来の機能が上がる。

その状態からサドルをブルックス コルトからチームプロに

ヘッドチューブの短さ故にコラムスペーサーがいっぱい入っていた見た目解消の為に、ステムをVENOのトップクロウズドステムに交換して見た目も乗り心地も良くなった。

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小径車なりのデメリット当然はあるが、それ以上に見た目の良さと使い勝手で自己満最高である。

これで遠出は考えられないが、二種類のリクセンカウルで使い分けをして、それぞれお買い物と通勤で充分活躍している

 

後は…切り過ぎた感のあるエスゲのスタンドをそのうち新しいものにしなければ。。

 

で、完成かな。

遅ればせながらのバイク紹介

兼、自分の為の覚え書き

 

①SC61-10A号

 

前三角がデダチャイsc61-10aアロイ

リア4本がカーボン

フロントフォークはコラムまでフルカーボンのフレームセットで、元々は2000年代前半に出た某メーカーのサンプル品

当時乗っていた通勤用クロスバイクを譲って探していた時にその存在を思い出してフラットバーロードに換装

 

ホイールはマヴィック オープンプロ+105ハブで組んだ手組みホイールに、予備でオープンプロCDリム+シュミットSON28のダイナモハブ仕様を持つ

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現在はブルックス カンビウム C15が黒に交換されている。

元々柔らかい感触に年代もあって適度にヤレていて、だから巷で思われているようなアルミっぽい反応は薄い。

その代わり毎日乗っても疲れない程楽なバイクになっている

 

出自からおそらく、日本に一台だが貴重さは皆無

一番お金が掛かっていない割に結構気に入っていて、このまま寿命まで使うつもり

 

②FOCUS MARES AX号

 

計算外が意外な効果を産む事もあるということを教えてくれたバイク

当初、雨天積雪など悪天候時に乗るものがなかった私

出始めていたグラベルバイクは、タイヤクリアランスの関係で却下して、シクロクロスバイクを購入しようと思い、東京サンエスがやっていたシクロスピードを探すも撃沈

狙いを完成車に切り替えて色々検索する日々であった。

 

そこで見つけたフォーカス

そのスラムコンポを纏った2014年型マレス1.0を購入する予定で店に行ったのだが、しかしこれも私のサイズは既に売り切れていた…

 

しかし、購入する気満々だった私は止まらず

流れで代わりに薦められた2015年型2.0をチネリ のジデコと迷った末に購入する事に

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迷うだけあって、2014〜15年チネリ  ジデコはデザインが秀逸でしばらく脳内に住むことになったのだが、決め手になったのはジオメトリー

ハンガー下りがケルビムと同じで、シート角も立っていなかったから、マレスの方が自分の乗り方には合っていると思ったからだ。

 

しかし、この時、業界はまだスルーアクスル規格に対応しているパーツが少なく、重いホイールに嫌気がさしていた事もあり「クイックレリーズのモデルにしておけば良かった」と思っていました。

輪行時にも、場所をとる車体をひっくり返して入れる袋しか選べられなかったしね。

 

更に追撃になった出来事が過去記事のコレ↓ http://cheru-215shamal.hatenablog.com/entry/2017/04/11/140505

トリコロールカラーは気に入っていたのだが…

 

当時は2014年型コーラスレバーを手に入れ、握りにくく、ブレーキレバーの動きも好きになれない105レバーともサヨナラしたばかりだったので、ここにきて「元のフレームがアカン」という事は厭世観を感じさせる出来事であったのだが…

 

その後、スルーアクスル規格に対応するハブも出てきて、待望のリアホイールが出来上がり

更にオーストリッチからエンド金具も!

そうなってくるとネガティヴに感じられていた事がポジティブに変わってくる。

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という事で、現在、一番出動しているのがこのマレスである。

このバイクを購入しなければ、スルーアクスルに触れることもなかっただろうし、シマニョーロ化もする事はなかっただろう。

ワイヤー引きの油圧キャリパーなんて物が着いていたおかげで、ディスクブレーキの勉強にもなったしね

 

その時は思い通りに上手くいかなくて色々な紆余曲折を経る事になっても、無駄ではないし何とか満足する形にはなるものである。

フォーカスは塗膜が丈夫なので、これも朽ちるまで使うつもり。

 

久しぶりに完成車を買ったつもりが、ほぼバラ組になるのは、よくある話だね

テンションアジャスターボルトが…( ゚д゚)

ある日、ケルビムのリアディレラーの調子が良くなかったので調整していたところ

ワイヤーが通っているテンションアジャスターボルトが妙にグラグラするのよ
緩んでたらアカンでしょ
で、外してみたら

 

(写真右側)( ゚д゚)

折れとるがな…

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多分、輪行時に床に当たっちゃったんだな

 

他の注文のついでにとアマゾンで検索するも、妙に高い
ここで?買った人のレビューによれば「カンパのスモールパーツは高過ぎる」だそうだ(笑)

( *´艸`)´艸`)クスクス

 

そりゃ、笑うさ

このボルト、普通に取り扱い店で頼めば一本100円だもの(*゚▽゚)


アマゾンでも直とかプライムならともかく、素性のよくわからない業者から買って「高い!」とは無知の極み
更にそれをネットに自ら晒すとは馬鹿の極み
玉石混交のネット通販を盲目的に信じるとは、付き合ってくれる店がないのかな?(笑)

 

あーあ…

カンパ、風評被害受けてカワイソス(´・ω・`)

 

いつもの自転車屋に在庫があったので、買ってきて取り付け、調整した。

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誰だよカンパの変速調整が難しいとか言ってるの
素人の俺でもチャラつき音なしで出来るぞ

 

と、ボルトの交換ついでに巷に蔓延るネットおじさんをdisってみた。

そうしたかった理由はちゃんとあるんで

ヽ(・∀・)

 

 

毎年恒例の伊勢詣で2

さて、外宮をおいとまして、内宮方面へと向かいます。

 

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元来た方向へ戻ると、なんか無駄な事をしている感じもありますが、効率云々言い出したら100キロはゆうに離れた神社に神頼みに来た時点でそうなので、考えてはいけません。

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途中で、昨年は行かなかった猿田彦神社にも寄っていきます。

猿田彦神社は物事をもっとも善い方向にお導きくださる神様で、まあ、今のところ、うん…

この状態でも生きてるってことで。

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内宮に着き、お詣りに向かいます。

やはり、こちらもこの時間になると、多くの参拝客が並んでますね。

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でも、急いた感情を持つ場ではないし、また、自分自身も此処にある樹木のように身を委ねる感覚で、昨年の感謝を込めてお詣りしてきました。

 

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別宮の荒祭宮にも寄っていきます

 


お詣りを済ませて、おかげ横丁でお土産と昼食の鯖寿司を購入

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鯖寿司は川のほとりで食して、帰路につきます。

 


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また、来年もよろしくお願いします