ケルビムと白蛇と山羊の日記

主に自転車関連の事をつらつら書いています #ロードバイク #ケルビム #オルベア #カンパニョーロ

サドル沼の日々 ゴム 2

初代ブルックス カンビウム ナチュラ

乗っているとギシギシといやらしいベッドのきしみ音がするんで交換してもらいました。

ちなみにC15

 

そして2代目カンビウム ナチュラ

京都から帰ってきた日
パックリ割れていて

( ゚д゚)…

となって…

またまた交換する羽目に


で、今回は思いつきで

「もしかしてナチュラルより、黒ゴムのが丈夫なんですかねー?」

「何か配合されていればその可能性ありますね、何とでも交換いたしますから黒でも良いですよ。」

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というやり取りがあり、黒ビウムとなりました。
コットンの退色を考えたらナチュラルの方が目に見える劣化は少ない気がするんですけどね。
生地は貼り替えられるから、まあいいかと。

乗り心地はかわりませんしw


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カンビウムは通勤号に着けてます

乗り方は変えてませんし、一番出番が多い車両なんですが、黒ビウムさんには異音も劣化も発生していません(=゚ω゚)ノ

 形状は変わらないので偶々でしょうね

 

乗り心地は良いです

よく形容される、ハンモックのような…とはいきませんが、走りと当たりの良さを両立する事を考えたらこの程度の硬さはあって良いと思います。 

 

サドル沼の日々 ゴム1

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耐久性には信頼のあるブルックス製品
しかしそれはレザー製品に限っての事だった

京都に旅行に行き街を走っているとき
「なんとなく、いつもよりしなりを感じるなー」
そう感じていてウチに帰ってサドルを見てみたら

ゴムがバックリ
( ゚д゚)…

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ラバー素材をステンレスベースでテンション張ってる造りなので、自重が掛かる部分に負担が増えるのは考えられない事ではないが…

交換はしていただけるようですが、使う気減
他のサドルに交換してもらえるなら、そうしてほしいぐらい

サドル沼の日々 革 1

2013年にミニベロを組んだ時のお話し

それまで重さと合う自転車がないなどの理由で興味ないです状態だったレザーサドル

それ以前はむしろ天然素材大好きだった筈なのに、今常用している物っていったらスポーツメリノウールとダウンぐらいになってしまったわたくし
ツイードのジャケット着て走るなんて信じられんよ」と、のたまっていても、このミニベロにプラベースサドルが合わない事ぐらいはわかります
(=゚ω゚)ノ

で、まあ定番のブルックスですわ

これも形状をまったく無視して、単に色がフレームに合っているからってだけでロクに吟味もせずコルトを装着していました。

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レザーサドルは形状が合うまでは拷問椅子との言葉を鵜呑みにしてなんも考えずに暫くの間使っていました。
なんせそれまでサドルで苦労をした事がない身でしたし。

もっとも、このコルトに関してはネットのレビューもほとんどなかったんですよね。
あるのは堅い、丈夫、ピストやBMXの人が使っている、といった具体性に乏しくよくわからないレビュー
周りにも使っている人なんていなかったし。

今思えばスウィフト、チームプロ、B17が一定の支持を得ているのは理由があったんだなと思います。

さて、このコルト
全体に丸みのある形状なんですが、これが私には合わなかった。
丁度、坐骨がくる部分がカーブの部分で坐骨に合わせて凹む事なくただ擦れるだけ!

それでも何とかなだらかに型がついて擦れなくなったかと思いきや、今度は丸いセンター部分がデリケートゾーンに刺さるという…( ゚д゚)

やはり、癖のある形状のレザーサドルは最初の一発目には良くない
レザーなんだからその人に合う形で自然に着いてくるのは確か…で、ここ、矛盾しているようだが、癖のある形状のサドルは"その癖を残したまま"型が着いてくるので、合わない物はいつまで経っても合わない

しかし、プラベースサドルとは違い、合わないのではなく、堅いだけならなんとかなる。
だから最初はベーシックな形状のものから始めて、その型の付き方から次を考えるのが良い。

 

 

座面の形状はフラットを選び、あとは座面の幅
幅広のB-17よりチームプロかスウィフト
どちらも良さそうだったが、自転車に合う色を考えカラバリの多いチームプロにしました。

 

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店長には普通の茶色を緩く勧められたが、それをツマラナイと思ってしまったわたくし

選んだのはマルーン
鋲が大きいのもポイント

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シルバーがキラキラ光るクロームレールもポイント

革の厚さや堅さはコルトと同じらしいが、こちらはまったく違和感なし(=゚ω゚)ノ

今は尻型がつき、少し崩れ気味と言えない事もないが磨き甲斐のあるサドルです。

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サドル沼の日々 プラベース 4

彼が出してきたのは セラ サンマルコ コンコール
「僕はこれかslrしか合わないんですよね。でもかっこいいから良いかなと」

セラ イタリアがやっていたid MATCHでも、似たような数値が出ていたし信用は出来そうなんですがかっこいいかと言われるとそれは
( ゚д゚)

「コンコールって、ランスが使っていたやつじゃん。ヤダよ」
いきなり無知と思い込みで否定するオレ
(前回書いているようにslrとフライトさえあればいいと思っていた私は他のメーカーのサドルに関する知識は乏しい
ちなみにランスの事はドーピング追放になる前からあんまり好きにはなれない選手でした)

「いや、ランスはコンコール ライトでしてコレとは形状がまったく別物なんですよ」

晒してしまった…( ゚д゚)

じゃあ、使ってみるかと
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slrは後ろに反りがない
これはある
けれど、smpサドルでお尻を後ろから支える反りに関しては違和感なかったし、とりあえず水平に付けてみて試してみる。

脚は回る
坐骨が当たる事もない
フィジーク アリオネを試した時のような尿道の痺れもない

距離も走ってみる

レーパンありなしどちらもいけるじゃないか!
(=゚ω゚)ノ

という事で、これでslr、旧型フライト、カンビウム、チームプロ、コンコール と使えるアイテムが増えてしまったのでした。

今回の迷走で得たものは…
後ろから見たらラウンド形状
横から見たらストンと落ちている形状
上から見たらくびれがはっきりしている形状
から選ぶという事

と、もう使わないであろうフォーマの在庫(´ー`)


あとはこれでカラバリを造っていてくれたらパーフェクトなんだが、差し色に使っている程度でベースは白か黒なんだよねー
そもそも尿道に当たらないのにsmpサドルを試しまくったのはカラバリが豊富という一点だけだったんだしね〜

 

今回買ったのはこいつ

コンコール レーシングはカラバリは豊富ですが、黒ベース以外でってなると一気に選択肢が減る

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『ライド フォー ジャパン』

その通りやし、まあ、いいかと(=゚ω゚)ノ

安いしね

サドル沼の日々 プラベース3

そもそも何故こんなことになっているのか( ゚д゚)
今までどうしていたのか

実はわたくし、今までの自転車生活でサドルに悩んだ事がありませんでした。
初めて自ら選んだサドルも試乗やらなしで一発合格
論理的な考察などなく、ただの感覚で選んだものです
よって「世の中にセラ イタリアのslrとフライトさえあれば困らない」
と、思っていました。

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それを改めざるを得なくなったのは2012年頃
セラ イタリアサドルにカラバリがなくなり、そして表面の材質も安っぽく変わってきてしまいました。
それでもその時はまだキレイだったので良かった。
しかし、2014年頃になってくるとやはりそれなりに傷んだり汚れたり褪せたりしてくるもので、換えたいなーって思えてくるのです。

しかし!市場には黄色のサドルはない( ゚д゚)
まるで、環境が変わってそれまでの主食がなくなり、コースにのってしまった絶滅危惧種のよう…

カラーサドルを造っているところで良さそうなのはセラ smpのみ。
そこからsmpサドルを試しまくることに。

という事でしたが、前回までの日記でセラsmpは
1 ダイナミック→水平ポジでは丸みで尻が落ち着かず、前上りにすればサイドのクッションが当たる
2 コンポジット→普通に痛みもなく座れるが、完全固定サドルなので自由度なし
3 エボリューション→どこに座ったら良いのかサッパリ。乗っていて楽しくない気分になるサドル
4 フォーマ(購入)→試したなかでは一番脚が回ったので買ってみた。しかし30キロ走っただけで腰を浮かさずにいられなかった。これに坐骨スポットさえあればと思う…(´・ω・`)

と、全敗

新しく発売されたブラスターもサイドのクッションの張り出しが気になりまくっているので買わないだろう。

すっかり厭世観溢れる思いを抱えた私に比較的体型や好みが似通っているいつもの店の店員がひとつサドルをおすすめしてきた(=゚ω゚)ノ

サドル沼の日々プラベース2

テスト用サドルを借りてお試ししました
(=゚ω゚)ノ

クッションなしサドルのコンポジットではキツい場面があり、かといってクッション二重貼りのエボリューションでは感覚が掴めないという市場の声を受け登場したクッション一枚貼りのブラスター
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コンポジットは坐骨を置く位置が決まっており、それはそれで良い感触なのですが、いかんせん『そこ以外には座れない』という問題が付いて回ります。
しかし、だからといって二重貼り+コンポジット系の特徴である窪みなしのエボリューションなら正直他のサドルに座っているのとなんっも変わりありません。
(私がSMPに行き着いた理由は尿道問題ではありませんので)

そこで今年発売されたブラスター
コンポジット程ではないが窪みを感じ、なおかつズラして座っても少しの距離なら問題なし

その通りなんですが、ウチにあるフォーマと較べてみると…


フォーマは座面からのくびれが急なシルエット
だからペダリングの邪魔をしないのでそこはフォーマの勝ち

でも坐骨の置き場所は欲しい。


…(´・ω・`)

色々前後させたり角度変えたりして試していきます。

 

しかし、距離を重ねる毎にクッションの張り出しが気になりますね…

サドル沼の日々 プラベース 1

サドルに関して、一去年の今頃はこんなこと考えてました(=゚ω゚)ノ


お試し用セラSMPエボリューションはどこに座ったら良いのかの基準を見つけにくいサドルでした。
そしてダイナミックでも0キロ程走ってみた結果ノーズ部分のクッションで股間が擦れる事が判明したため、クッションなしの物をあたることになりました。

試したのはコンポジット
このサドルは坐骨部分に窪みが設けてあり、ここに嵌るように座っていれば良いという物
これは全然不快感も痛みもなく、また自転車から降りてからも「さっきまで硬いものに座っていた感」がありません。
そこで無問題かと思い、そのまま30キロ程走ってみたのですが、何故かフォーマより、いやダイナミックよりも脚が回らない(*´・ω・)

坐骨を置く部分が結構後ろなので、それが原因かなーと少し前に出してみたり角度変えてみたり色々やってみましたが変わらずでした。
そして、後ろ乗りにすれば疲れないかと思いきやさにあらず。
坐骨をいつも同じ場所にしておかなければならない為、使う筋肉がいつも同じ場所のような感覚です。
前後位置がズラせないのはフォーマ系でも同じなのに何故( ´ ▽ ` )?

良いのだけど、微妙な結果となりました。
今迄違うサドルを使用されていて、他も色々試してみた結果、痛くない事が最優先事項になっている方は良いと思います。
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結局、購入したのはフォーマです。
コンポジットと比べると座面が広くノーズは若干細く穴は大きく縦の幅は狭く坐骨窪みがないサドル

メーカーの表では大柄な方向けとか…
そんなの知りません。

以上。


しかし、その時の私は大事な前提を忘れていた。

『腰を前後左右に逃さないバケットシートに嵌った感じはレーパン履きの状態なら最高なんでしょうが、私の欲しいサドルはレーパンは履いていない通勤用なのです』

という(=゚ω゚)ノ

続く