当時カセットでしか販売されていなかったAT budokhan のDVDです
(当時の物 ケースは失くした)
まだ私が10代の頃、売れないフォークトリオからエレキ化を果たし時代の寵児とにまで上り詰めたバンドがあった
決め台詞の「愛し合ってるかーい」は社会現象となり、今なら確実に問題となる箇所もあった歌詞も地上波に乗らせるだけのパワーがあった
ボーカルの忌野清志郎はパンクロックの出会いからあのスタイルになったというが、しかし、その音楽性はソウル、フォーク、ブルースを下地にした骨太でありながら日常の出来事を写した親しみやすい日本語ロックである
そして、その人気、実力を示すか如く、ライブでこそ真価を発揮するバンドであった
後に発表されたアルバム『カバーズ』は物議を醸し、歌詞世界も浮かれた時代とは合わなくなり、その熱気は段々と下火になったが、バブルも崩壊して3.11を経験した今こそ聴いてほしいバンドだ
ちなみに筆者の趣味はロードバイクによるサイクリングだが、清志郎もライブ会場までの相当の距離をロードバイクで通っていたという
バイクのブランドは同じケルビムである
(それがどうした?いえ特に)