共通チケットの続きで『うろこの家、美術館』に向かいます
天然石で彩られた外壁が特徴のうろこの家は、神戸で最初に公開された代表的な異人館ですね
外国人のための高級借家として明治後期に居留地に建てられ、大正に入ってから現在の場所へ移築されたとの事ですが、この状態を保ちながら引っ越すのって大事な物がドサクサでなくなりゃしないかと要らん心配をしてしまいました(汗)
館内にはそれまでに観た館を超える美術品の数々
イギリスの名窯『ロイヤル ウースター』
ドイツの古窯『マイセン』
デンマーク王室御用達磁器工房『ロイヤル コペンハーゲン』
さらにフランスの古都リモージュにある伝統の陶磁器『ロバート アヴィランド』などの年代物が所狭しと展示されています。
繊細で華麗な花瓶や調度品、アンティークドールにステンドグラス
隣館は絵画中心で、
トロワイヨンの風景画の大作や、マチス、ユトリロ、ビュッフェら近代、そして現代の人気画家の作品
3階に上がるとそこは展望ギャラリー
日本人画家の絵画が飾られております
美術、骨董にまったく詳しくない私にもマニア垂涎のコレクションだという事は感じられました(´▽`)
そして庭には何故か猪
沢山の人に撫でられた鼻先は金色
なんかお腹いっぱいな気分なんですが、次も美術館です
うろこグループ四館を観終わって受付から外に出ると
本日休館だった筈の『プラトン装飾美術館』がたまたま通りがかったら開いていたので、お邪魔する事にしました
大正の初期に建てられた装飾美術館内には、これもまた絵画、そしてブロンズ像などなど
ルソー、ミレ、コロ、ボナールなどの印象派
バルビゾン派の自筆のデッサン、エッチング、油絵
クローディオンやロダンのブロンズや石膏のオリジナルが、見どころだと教えてもらいましたが、私の興味をひいたのは家具
イタリアン ルネッサンスの香り漂う彫刻で彩られたアンティーク家具の数々と調度品
休館だと諦めていたのに、グループ館を観終わるのを見越していたかの時間に丁度開けてくれていたとは凄いタイミングです!
当日は出来ませんでしたが、大理石や彫刻に囲まれた南イタリア風のテラスに身を置き、併設のカフェからプールを眺める
そんなひとときを過ごせたら最高ですね