今更ながらのバイク紹介 2
兼、覚え書き
③CHERUBIM PIUMA号
2009年オーダー
一年だけ存在したウルトラシフトのアテナで組んで、後にフォーカスシマニョーロ化に伴いエルゴパワーのみコーラスにグレードアップ
元々はテスタッチを購入しようと思い、店に行ったところ、私の希望する胴抜きデザインでは受け付けられない事が発覚し、オーダーフレームの道へ
しかし、最初から考えていなかっただけあって詰めが甘く、パイプをカイセイ8630で製作してほしかったのに4130Rで作られてしまった。
(ビルダーからパイプについて提案はなかった)
おそらく、ダウンチューブとチェーンステーのパイプを膨らませたので、8630だと剛性過多になるという考えなのだろうが、それをいうなら昨今のレース志向カーボンバイクはもとより少し前の金属メガチューブですら全滅である。
行き着いた先のオーダーなのか?
叩き台とする為のオーダーなのか?
何をしたくて、どんな傾向が好みなのか
購入したショップも単なる中間代理店のような感じでアテにならず、もう少し、こちらからアプローチをする必要があったね…
(なお、この自転車を購入して以降は色々とアドバイスをいただけている)
フォークオフセットが50、ヘッド角71
ここからはじき出されるトレールは62.5と許容範囲内
重心は高めのハンガー下り65…
と、オーダーが形になるまでは、もどかしく感じる部分もあったのだが、仕上がってきた物に関しては『これはこれで良い』という評価である。
ケルビム側としてはレーサーで売りたかったとは思うが、MCMのジオメトリーを拝借したのも関係したのか得意なのは、一定の速度で延々と走るグランフォンド的な使い方で、私には合っている。
ホイールをフルクラム レーシング3からシャマル ウルトラに交換した際にも、フレームの主張が強過ぎない為、それぞれの違いがわかって楽しめた。
チューブレスタイヤを導入して、更に乗り心地が良くなったものの、今は時速60キロを超えると共鳴振動現象が発生するのが悩みどころ
結局カイセイ8630の粘りが気に入っていたので、TOYOに元テスタッチだったフレームを発注することになったが、それもあってこれをこのまま乗れるような形にしておくのか考え中
④BANNARD SUNNY号
国内代理店は東京のライトサイクルというショップ
それまでお買い物用に使っていたシュウインのステイングレイをハブの劣化で処分した関係で、新しい小径車が欲しいと思いオーダー
小径車には詳しくなくこれも手探り状態であったが、どうせならあんまり他人とかぶらない物がいいと思って取り掛かかることに
406規格より走るだろうと考えて451規格に絞って選び、最終的にはタイレルCXか同じメーカーのストリームラインがカッコいいテンションRとで迷ったが、よりスポーツ車っぽくないものを選んでみた。
フレームはロード規格だったので、シマノカプレオハブは加工してエンド135から130に
ダイナモハブはブロンプトン用だと知らずに購入してしまった物があったので、amazonでそれ用のスペーサー的なものを追加
何故カプレオなのかというと、巷で言われる9Tのギアとチェーンリングをシングルでガード付きの物が欲しかったからだ。
完成当初はノースローバーを着けてクラッシックな出来栄えだったのだが、しばらく使ってみて
その結果、どうやら自分には合っていない事が判明したのでニットーのストレートバーに換装
こっちのが安定が良く、走る止まる曲がるといった自転車本来の機能が上がる。
その状態からサドルをブルックス コルトからチームプロに
ヘッドチューブの短さ故にコラムスペーサーがいっぱい入っていた見た目解消の為に、ステムをVENOのトップクロウズドステムに交換して見た目も乗り心地も良くなった。
小径車なりのデメリット当然はあるが、それ以上に見た目の良さと使い勝手で自己満最高である。
これで遠出は考えられないが、二種類のリクセンカウルで使い分けをして、それぞれお買い物と通勤で充分活躍している
後は…切り過ぎた感のあるエスゲのスタンドをそのうち新しいものにしなければ。。
で、完成かな。