『熊野速玉大社』を出て次に向かうのは『神倉神社』
朱色の太鼓橋を渡って、猿田彦神社にお詣りし
…着いたその場所は
…
本来ならば覚悟して行く場所であった
これは…(;`・ω・´)ゴクリ
もはや参拝とかの厳かさではない。
登山…いや、
ロッククライミングと言った方が合っているだろう
しかし、地元民らしきおばちゃんはスタスタと登っていくではないか…
私は『よじ登る』という言葉が似合う姿…(´・ω・`)
三点確保やで!のノリです。
しかもアホウな事に、ラバーのソールパーツが着いているとはいえ、カーボンソールのMTB用シューズを履いているわたくし
雨で濡れた不規則な538段の石段をガクブルしながら登っていきます。
約半分まで来てからは斜度は緩やかになりましたが、まさか神社で命の危険を感じることがあるとは。
なんとか登りきりました。
鳥居をくぐり、手水舎で手を清め参道を進み
更に石段を登って御神体であるゴトビキ岩、そして社殿に辿り着きます
頂上から見る風景は曇り空でも海まで見渡せました
お詣りを済ませて
さて、降りるか…
当たり前ですが、登るより降りる方がスリリングなんですよねー((((;゚Д゚)))))))
前半の斜度がキツかったところまでは降り、そこから先は迂回する事にしました。
が、『女坂』と標識にあった筈なのに
そこはまるで獣道( ゚д゚)
これは女子、無理でしょー
さらにレーパンを履いていた私に襲いかかるのは雨上がりの蚊!
ベープ蚊避けスプレー効果薄し!
女坂は途中から石段に合流していました。
これなら石段を降りた方が良かったのかもしれません
まあ、よい
慎重に入り口の鳥居まで降りて気を取り直し、さて…
ここで私、ウインドブレーカーに掛けてあったアイウェアがない事に気付きます。
ため息をつきながら降りたばかりの石段をまた登ることにします( ;∀;)
往復しても結局見つかりませんでした。
そして本日2回目の参拝ではキレ気味にお詣りした罰でしょうか、落胆して注意力散漫になったのでしょうか?世界遺産砲炸裂追求されてしまいます
遂に滑って腰と肩を強打してしまいました( ;∀;)
幸い?な事にヘルメットをかぶり、リュックを背負っていたため後頭部や背中をモロにってわけじゃなかったのですが、心を折るには充分な仕打ち
「何がアカンのや!」神社に来てキレ気味
悲しくなってきましたよ…(´・ω・`)
更に降りてから集中豪雨に見舞われ1時間半のロス
『もう帰ってしまおう』
そう思いながら社務所の階段に腰を掛け、襲い来る蚊を払いながら虚ろな眼差しで降りしきる雨を眺めていたのでした。
(この後再度探すため半分まで登って、結局諦めて降りてきました)
あ、癒やしの場面はないのかといえば
登っているとき、沢蟹を結構な頻度で見かけました。
かわいかったです